生活クラブ生協では、毎年クリスマスの頃に「鶏肉丸どり」(冷凍、2kg)が販売されます。秋川牧園の丹精國鶏という種類で、国産若鳥の丸鶏になりますが、遺伝子組み換えではない(non-GMO)植物性の餌を食べて育ったものです。

内臓はきれいに取ってあり、足先、頭も取ってあるので、とても使いやすいです。クリスマスには、友人とパーティをしたりするので、毎年2,3羽頼んでいます。(生活クラブ生協では、安心できる秋川牧園の丸鶏が、確実に買えるので本当に助かります。この丸鶏を買うためだけに、会員になってもいいと思うくらいです!笑)

生活クラブ生協の丸鶏

ローストチキンは、詰め物なし・縛らない・低温がおすすめ!

ところで、ローストチキン(鶏の丸焼き)には様々なレシピがあり、毎年いろいろ試して焼いていますが、最近は中(お腹)に詰め物をしないで焼きます。これだと切り分けもラクだし、シンプルに鶏肉のおいしさが楽しめます。せっかくおいしい秋川牧園の鶏肉なので、この焼き方がおすすめ!

そして、中に詰め物をしないローストチキンでも、いろいろなレシピがあるのですが、いつも皮が少し焦げすぎたり、肉がパサパサかな?と思う仕上がりになったりしていたのですが、ついに発見!簡単で絶対に失敗しないおいしい焼き方それが、ここでご紹介するレシピです。

このレシピでは、なんと、100℃でチキンを焼きます!そう、低温調理なのです。(普通は220℃とか、低くても180℃でしょうか)

100℃の低温だから、オーブンで焼く時間は少し長くなります。1.5㎏のチキンなら90分ぐらい、2kgで2時間ぐらい。生活クラブ生協の秋川牧園の丸鶏は2kgなので、2時間でちょうど良い感じでした。(低温の後、高温で約10分焼きます)

そして、糸で脚を縛らないのです!1羽丸ごと鶏肉を焼くのが難しいのは、モモ肉とムネ肉という、調理に違う温度が必要な部位を一緒に焼くからだそうです。

確かに、モモ肉は焼けにくいので、最後はモモに竹串を刺して焼けたかどうか確認しますよね。そこで、モモ肉がより焼けやすいように、脚は糸で縛らないのです(縛らないと広がるので、内側も焼けやすくなります)。中まで焼けたかどうかハラハラせずに済んで、糸を巻くヒト手間も省けて、とても簡単・気軽です!

じっくり焼いて、パッと最後に高温で焼き色をつけるので、焼き過ぎでパサパサになるという失敗がありません。理屈にかなっている、とっても素晴らしいレシピ!これで焼いたら、塗ったのは塩とバターだけなのに、ジューシーで皮はパリッとしていて、とってもおいしいと大絶賛でした。(下が焼き上がりの写真)

生協の丸鶏でローストチキン

クリスマス後、ずっと冷凍庫に残っていた丸鶏を3か月後に焼いても、とってもおいしかったですよ!

また、焼いたあとの鶏ガラ(骨)は捨てないで、スープを取りましょう!(作り方は最後に)これも簡単に作れて、いろいろ使えるコラーゲンたっぷりの貴重なスープです。

クリスマス以外に丸鶏が必要な時は、大きなお肉屋さんや鶏肉専門店に注文しておくか(デパートの精肉売り場でもいいかもしれません)、またはネットで探すといろいろ出てきます。家庭でのローストチキンに手頃なのは、1.5~2kgぐらいの丸鶏です。2kgだと、少しずつになりますが、5人~6人でも食べられます。(たっぷり食べたいなら3人ぐらいかな?笑)

ローストチキンの、おすすめレシピ(低温オーブン調理)

■材料(生活クラブ生協の鶏肉2㎏で)
・丸鶏   2kg
・塩   約14g
・バター  15g

(参考:オリジナルのレシピは、丸鶏1.5kgで、塩10g~12g、バター12gでした。塩は鶏の重量の0.7%がいいそうです)

★好みで、お腹にローズマリーやタイムなどハーブを入れて焼いてもOK。
◎グレービーソースやクランベリーソースなどを作って、一緒に食べてもおいしいですよ♪

■レシピ
準備:鶏肉を解凍しておく。(生活クラブ生協の丸鶏は、2日前から冷蔵庫に入れて解凍したほうが良いです)

(1)鶏の首ズルを切り取る。手羽先を首あたりの皮の下に入れ、胸あたりの皮がピンと張るようにする。

▼首のほうに数センチの細長い部分(首ズル)がついているので、これを手で持って引き出し、根本あたりから切り落とします。引っ張りながら切ると、意外と簡単に切れます。
★この後、オリジナルのレシピでは、鎖骨をはずすなどの作業がありますが、省いてもいいとのことでやっていません。(詳しくは、下にあるURLからオリジナルのレシピをご覧ください)
▼胸あたりの皮がピンと張るように、「手羽先を首あたりの皮の下に入れる」ですが、参考にしたレシピでは、「首のあたりの皮を引っ張り、手羽で抑えます」とあります。うまくいかなかったので、「手羽先を首あたりの皮の下に入れる」ことにしました。

(2)塩(約14g)を塗る。お腹の中にも少し塗る。その後、冷蔵庫に1時間、ラップなどはせずに置く。

(3)バターを塗る。

▼少し柔らかめのバターが塗りやすいです。とっても固い場合は、200℃の電子レンジで10秒か20秒チンしてみてください。

生協の丸鶏

(4)100℃にしたオーブンで、下にクッキングシートを敷いて、2時間焼く。

(5)オーブンから出して、10分休ませる。その間にオーブンを240℃しておく。

▼パワーの弱いオーブンなら250℃にする。
▼天板の上に脂が出ているので、丸鶏に均等にかける。

生協の丸鶏

(6)脂をかけた丸鶏を240℃のオープンで、8分~10分焼く。

▼皮の焼け具合を見て、いい焼き色がついたら焼き上がりです。オーブンによりますが、8分でいい感じになりました。

★野菜(じゃがいも、赤パプリカ、黄パプリカ、玉ねぎ、ブロッコリーなどに塩コショウとオリーブをまぶす)は、100℃では一緒に焼けないので、240℃のときから一緒に入れて、まず240℃で5分ぐらい焼きます。その後、丸鶏を出して少し冷ましたりカットしている間に、200℃にして15分ほど焼きました。

■参考にしたレシピ
ローストチキン成功の道(https://www.mistore.jp/store/shinjuku/feature/foods/pickup/00003/19xx_013.html)

作らないともったいない!鶏ガラスープのレシピと使い方

■レシピ
丸鶏を食べた後の骨を全て鍋にいれ、ひたひたの水をいれて強火にかける。沸騰したら弱火で1時間、静かに沸騰させながら煮る。

■保存
◎だいぶ冷めたら、ザルなどにキッチンペーパーなどを敷いて一度濾す。これを保存容器に入れて、冷蔵庫で2,3日保存できます。

◎冷凍だと、1~2か月ぐらい持ちます。使いやすい量でジップロックなどで冷凍しておくと便利です。ペットボトルで冷凍する場合は、完全に冷めてから、容器の9分目ぐらいまで入れて冷凍します。(破裂することもあるので少し少なめに入れます)

■使い方
いろいろなスープに使えます。冷凍した場合は、そのまま鍋に入れて火にかけ、液体になったら、具材・調味料などを順に入れます。

丸鶏を食べた翌朝などには、雑炊が最高!鍋にスープとご飯を入れて、10分ほど弱火にかけ、塩味をつければOK。具もお好きなものを一緒に入れて作れます!

あるいは、麵つゆを入れて、うどんつゆにしてもおいしいです。

(写真下は、途中で春菊を入れた雑炊)
生協の丸鶏スープ

▼生活クラブ生協に興味がある方は
下記のページも参考に、どうぞ。
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