この「野菜と豚しゃぶのアンチョビバターソースがけ」は、上沼恵美子さんの料理番組で紹介されていたレシピ。アンチョビバターのソースの作り方を、始めてちゃんと見た気がして忘備録でまとめました。

アンチョビバターソースがけ

野菜は、春だったので、茹でたアスパラガスとスナップエンドウ、そしてフレッシュなクレソンを使っています。

アンチョビバターソースは、何にでも使えそうです。野菜や、肉、魚だけでなく、キノコなどにかけてもおいしそう!検索すると、鮭やサーモン、海老、鶏むね肉など、さっぱりしたものにかけているレシピが多いようです。

材料と作り方

●材料(2人分)

・アスパラガス 6本
・スナップエンドウ 100g
・クレソン  15g
・豚肩ロース(しゃぶしゃぶ用)6枚
・パルメザンチーズ 小さじ1
・塩(湯の重さの1%)
・こしょう 適量

【ソース】
・無塩バター  40g
・アンチョビ 2枚(フィレ)

●作り方

1.アスパラの茎の下半分ぐらい皮を剥き、本当に固い部分は切り落とす。
▼両手でアスパラの両端を持って、しならせると、固いところでポキッと折れます。
▼固い部分は、とっておいて、何かを茹でる時に一緒に入れると野菜の香りがつく。

アンチョビバターソースがけ

2.スナップエンドウの筋をとり、半分にカットする。

アンチョビバターソースがけ

3.クレソンを4㎝長さにカットする。

アンチョビバターソースがけ

4.たっぷりの湯をグラグラと沸かし、1%の塩を入れたら、アスパラとスナップエンドウを2分茹でる。ザルにあげる。
▼ザルにあげても予熱で火が入るので、茹ですぎないように注意。

アンチョビバターソースがけ

アンチョビバターソースがけ

5.同じ湯で、火を止めて、豚肉を入れて茹でる(ゆっくり色が変わってくるように)。ザルにあげる。

アンチョビバターソースがけ

6.野菜と豚肉をお皿に盛りつける。(下に肉を敷いて、上にアスパラ・スナップエンドウをのせる。最後にクレソンをのせる)パルメザンチーズと、こしょうを振っておく。
▼野菜は水を拭き取ったほうがいい。

アンチョビバターソースがけ

【アンチョビバターソースを作る】
7.フライパンにバターとアンチョビを置いたら、中火にかける。

アンチョビバターソースがけ

アンチョビバターソースがけ

8.ヘラでアンチョビを崩しながら、全体を混ぜる。

アンチョビバターソースがけ

アンチョビバターソースがけ

9.バターが全部溶け、泡が大きくなってきたら火を止める(出来上がり)。
▼焦がしバターのように、強く焦がさない。(アンチョビの香りが無くなる)

アンチョビバターソースがけ

10.6のお皿に、ソースをかける。

アンチョビバターソースがけ

アンチョビバターソースの他の作り方&「アンチョビバター」の作り方

また、アンチョビバターソースは、フライパンで鮭などの食材を焼いているときに、その脇で作るレシピもあります。

フライパンの脇で作るレシピ:鮭をフライパンで焼き、ほぼ仕上がり時に、フライパンの脇で刻んだアンチョビ2枚・バター大さじ1・みじん切りのニンニクを炒め溶かし、最後に鮭に絡める

テレビ番組「ヒルナンデス」では、以前「アンチョビバターソースのポテト」が紹介され、話題になっていました。揚げたばかりの、細いフライドポテトに絡めて食べるのはとても美味!

「アンチョビバターソースのポテト」のレシピ:アンチョビ15gをペースト状にして、無塩バター40g、白ワイン2.5ml、レモン果汁1mlを加えて混ぜ、フライパンで溶かす

あるいは、ソースにしないで、室温のバターに混ぜて「アンチョビ・バター」を作り、焼いた魚や肉に乗せ、溶かしながら食べるお料理もあります。これは、トーストにつけても美味しそう。小さいトーストにすれば、おつまみにもなりますね。

「アンチョビバター」のレシピ:バター50gを室温に戻して練り、刻んだアンチョビ2枚分、パセリのみじん切り大さじ3ぐらいを加えてよく混ぜる

アンチョビとバターがあれば、お料理がぐんと広がります!